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J-GLOBAL ID：201402207892696514   整理番号：14A1119939

六員アミド架橋を有するチミジンの合成及び性質

Synthesis and properties of thymidines with six-membered amide bridge

著者 (6件)： HARI Yoshiyuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OSAWA Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KOTOBUKI Yutaro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAHARA Aiko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SHRESTHA Ajaya R. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OBIKA Satoshi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Bioorganic & Medicinal Chemistry  (Bioorganic & Medicinal Chemistry)
巻： 21  号： 14  ページ： 4405-4412  発行年： 2013年07月15日 
JST資料番号： W0556A  ISSN： 0968-0896  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 六員架橋であるアミド架橋及びN-メチルアミド架橋を有するチミジンを合成し,自動DNA合成装置を用いてオリゴヌクレオチドに導入し,その性質を検討した。得られたオリゴヌクレオチドは一本鎖RNAと安定な二重鎖を形成した。一本鎖DNAと形成した二重鎖は不安定であった。六員アミド架橋を有するアミド架橋核酸は五員アミド架橋よりもやや高いヌクレアーゼ耐性を示した。アミド架橋を有するオリゴヌクレオチド及びN-メチルアミド架橋を有するオリゴヌクレオチドは天然オリゴヌクレオチドに比べて一本鎖RNAに対する結合親和性が有意に向上しており,二重鎖のT_m値はそれぞれ最大4.7及び3.7°C上昇した。架橋核酸の性質に架橋部分の組成が重要な役割を果たしていた。

シソーラス用語： *ヌクレオチド類似体 ,  架橋化合物 ,  融点 ,  オリゴヌクレオチド ,  親和性 ,  二本鎖RNA ,  DNA【核酸】 ,  ヌクレアーゼ ,  デオキシリボヌクレオシド ,  ピリミジンヌクレオシド ,  結合親和性 ,  二本鎖DNA
準シソーラス用語： 二重鎖DNA ,  二重鎖RNA

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： チミジン

タイトルに関連する用語 (4件)： アミド ,  架橋 ,  チミジン ,  性質