文献

J-GLOBAL ID：201402210598903669   整理番号：14A1263480

伝統野菜のタネの地域内保全の現状と課題-奈良県の大和野菜を事例として-

Local In-Situ Conservation of Traditional Vegetable Varieties: A Case Study of Yamato Traditional Vegetables in Nara Prefecture

著者 (2件)： 鶴田格 (近畿大 農) ,  藤原佑哉 (近畿大 大学院農学研究科)
資料名： 農林業問題研究  (Journal of Rural Problem)
巻： 50  号： 2  ページ： 167-172  発行年： 2014年09月25日 
JST資料番号： L4327A  ISSN： 0388-8525  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝統野菜のタネの地域内保全の現状と課題を明らかにするため,奈良県の大和野菜を事例として考察した。大和野菜とその種苗の流通に関し,表を用いて概説した。事例として,「結崎ネブカ」と「片平あかね」をあげ,それぞれの生産概要と種の採取と管理について解説した。両事例は,インフォーマルな自家採種のほか集団的な仕組みづくりが行われていたが,その仕組みは異なっており,その要因は歴史的背景によるものと考えられた。

シソーラス用語： *野菜 ,  保全 ,  奈良県 ,  事例研究 ,  種苗管理 ,  流通 ,  採種 ,  ネギ ,  カブ ,  ブランド ,  農業経営 ,  種苗 ,  *伝統野菜 ,  在来品種
準シソーラス用語： 在来種 ,  結崎ネブカ ,  根深ネギ ,  *大和野菜 ,  片平あかね

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

引用文献 (4件)：

• Imaizumi, A. and Hisano, S. (2013) Institutionalisation of Genetic Resource Management with Farmers: Cases of Traditional Vegetables in Japan. Journal of Agricultural Science and Technology, B 3, 399-413.
• 鬼頭弥生(2008)「地域ブランドの品質規定における正当化の論理:賀茂なすの伝統産地と新興産地を事例として」『農林業問題研究』44(2),337-346.
• 松井 実(2011)「京野菜ブランド化戦略の新展開:ブランド対策20年間の成果と課題の検証」『フードシステム研究』18(2),113-116.
• 奈良県農林部マーケティング課(2009)『平成21年度「大和伝統野菜」調査推進事業 大和伝統野菜調査報告書』.

タイトルに関連する用語 (6件)： 伝統野菜 ,  地域 ,  保全 ,  現状 ,  奈良 ,  野菜