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J-GLOBAL ID:201402213789790588   整理番号:14A0660752

テトラエチレングリコールとメタクリレートを有するビニルエーテルコポリマー膜の二酸化炭素透過選択性

Carbon Dioxide Permselectivity of Membranes of Copolymer of Vinyl Ether with a Tetraethylene Glycol Side Group and Vinyl Ether with a Methacrylate Side Group
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 258-260 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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優れた二酸化炭素分離性能をもつ高分子膜の開発を企図して,テトラエチレングリコール鎖を有するビニルエーテル(tetraEGMVE)とメタクリレート部位を有するビニルエーテル(VEEM)の共重合体の膜を調製し,二酸化炭素透過性を調べた。重合開始剤イソブチルビニルエーテル酢酸付加体と活性化剤を含むトルエン溶液中にてtetraEGMVEとVEEMの共重合を行った。単量体仕込み比[tetraEGMVE]:[VEEM]=2:1または4:1とし,数平均分子量がそれぞれ約144000と106000の2種類の共重合体を合成した。共重合体のトルエン溶液をキャストし,60°Cにて加熱して架橋することにより自立膜を調製した。tetraEGMVE/VEEM共重合体膜の気体(CO2,N2)透過係数,気体拡散係数及び気体溶解度係数を測定した。既報のジエチレングリコール鎖を有するビニルエーテルとVEEMの4:1共重合体の膜(著者ら,2012)に比べてtetraEGMVE/VEEM共重合体膜では気体拡散性が大きく向上し,その結果二酸化炭素透過性が大きくなること,二酸化炭素選択性は既報の共重合体膜と同程度に大きいこと,共重合体の単量体単位組成比を変えて架橋部位を減らすと気体透過性はさらに大きくなることなどが分かった。
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分類 (3件):
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高分子固体のその他の性質  ,  膜分離  ,  その他の分離法 
物質索引 (1件):
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引用文献 (11件):
  • 1) Yu. Yampolskii, Macromolecules, 45, 3298 (2012).
  • 2) T. Masuda and K. Nagai, in “Materials Science of Membranes”, Y. Yampolskii, I. Pinnau, and B. D. Freeman eds., Wiley: Chichester, U. K. (2006), Chapter 8.
  • 3) T. Aoki, T. Kaneko, and M. Teraguchi, Polymer, 47, 4867 (2006).
  • 4) H. Lin and B. D. Freeman, J. Mol. Struct., 739, 57 (2005).
  • 5) H. Lin and B. D. Freeman, J. Membr. Sci., 239, 105 (2004).
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