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J-GLOBAL ID：201402215033758152   整理番号：14A0004480

ウナギ仔魚飼育における水槽交換作業の簡略化の可能性について

著者 (6件)： 増田賢嗣 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  神保忠雄 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  今泉均 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  藤本宏 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  永尾次郎 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  川上優 (水産総合研究セ 増養殖研)
資料名： 水産技術  (Journal of Fisheries Technology)
巻： 6  号： 1  ページ： 33-38  発行年： 2013年10月31日 
JST資料番号： L8256A  ISSN： 1883-2253  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 懸濁態飼料の開発によりシラスウナギの生産が可能になったが,毎日ないし数日毎に行なっている水槽交換の労力が大きく,大量生産は可能になっていない。水槽交換作業の簡略化を図るため,水槽の洗浄や交換が仔魚の生残に及ぼす影響および水槽交換法の改良について検討した。水槽間の落差を利用したサイホンおよび流し込みの組み合わせにより,水槽交換の際に仔魚が逸散する可能性を排除でき,飼育規模の拡大が期待できることが明らかになった。水槽壁面・底面を清潔に保つのに有利な水槽形状の検討,水槽交換方法の改善を行ない,大量生産が可能な飼育システムの開発を目指したい。

シソーラス用語： *ウナギ ,  稚魚 ,  *飼育管理 ,  *水槽 ,  省力化 ,  大量生産
準シソーラス用語： *シラスウナギ ,  *仔魚 ,  *種苗生産

分類 (1件)： 増養殖設備  (FH04030J)

引用文献 (15件)：

• TANAKA, H., H.KAGAWA, H.OHTA (2001) Production of leptocephali of Japanese eel Anguilla japonica in captivity. Aquaculture, 201, 51-60.
• TANAKA, H., H.KAGAWA, H.OHTA, T.UNUMA, K.NOMURA (2003) The first production of glass eel in captivity: fish reproductive physiology facilitates great progress in aquaculture. Fish Physiol. Biochem., 28, 493-497.
• KAGAWA, H., H.TANAKA, H.OHTA, T.UNUMA, K.NOMURA (2005) The first success of glass eel production in the world: basic biology on fish reproduction advances new applied technology in aquaculture. Fish Physiol. Biochem., 31, 193-199.
• MASUDA, Y., H. IMAIZUMI, K. ODA, H. HASHIMOTO, H. USUKI, K. TERUYA (2012) Artificial completion of the Japanese eel, Anguilla japonica, life cycle: challenge to mass production. Bull. Fish. Res. Agen., 35, 111-117.
• 増田賢嗣・神保忠雄・今泉 均・橋本 博・小田憲太朗・松田圭史・照屋和久・薄 浩則(2013)水温・給餌回数・飼育密度の調整によるウナギAnguilla japonica仔魚期間の短縮,日水誌,79,198-205.

タイトルに関連する用語 (7件)： ウナギ ,  仔魚 ,  飼育 ,  水槽 ,  交換作業 ,  簡略化 ,  可能性