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J-GLOBAL ID:201402220588881840   整理番号:14A1397427

実下水処理施設における硝化プロセスのN2O生成ポテンシャルの解析

Analysis of N2O Production Potential on Nitrification Process in Full-Scale Wastewater Treatment Plants
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 219-227 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0148A  ISSN: 1881-3690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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下水処理施設の窒素除去過程において温室効果ガスであるN2Oが排出されており,処理条件によっては排出量が大きく異なることが知られている。よって,N2O生成ポテンシャルやN2O排出量の変化を議論することで,N2O生成経路の特定やN2O排出量を低減できる条件を考察することを本研究の目的とした。N2O生成活性の評価のため,NO2-Nを添加しN2Oを生成させた試験においては,初期NO2-N濃度の増加および時間経過に伴って生成したN2Oは概ね増加した。これらの結果から,初期NO2-N添加を5 mgN・L-1とし,反応時間を1 hとすることでN2O生成活性を測定することとした。実下水処理施設において,硝化を抑制した運転を行った際にはN2O生成活性が高く,硝化を促進させることでN2O生成活性が低下した。これは,NO2-NのN2Oへの還元とNO2-NのNO3-Nへの酸化が競合することにより生じたと考えられた。また,Nitrospiraが多量に発現し,N2O生成活性を低減するように硝化反応を進行させることで,N2O排出を抑制できると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水道工学,廃水処理一般  ,  下水,廃水の生物学的処理 

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