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J-GLOBAL ID：201402222038717337   整理番号：14A0465098

信号通信・運輸 運転曲線レベルで再現可能な列車運行シミュレーション

A Train Operation Simulation System Based on a Detailed Model of Train Running Performance

著者 (5件)： 武内陽子 (鉄道総合技術研) ,  坂口隆 (鉄道総合技術研) ,  熊澤一将 (鉄道総合技術研) ,  國松武俊 (鉄道総合技術研) ,  佐藤圭介 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 28  号： 4  ページ： 41-46  発行年： 2014年04月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,従来から用いられてきたシミュレーション技術に比べ,より精緻な列車運行予測が可能なシミュレータを開発することである。具体的には,既開発の列車運行・旅客行動シミュレータに対して,駅間走行を運転曲線レベルで再現可能な機能を追加した。このシミュレータにおける運転曲線レベルでの駅間走行時分計算手法について述べた。開発したシミュレータでの計算結果の活用事例として,シミュレータから出力される運転曲線レベルでの駅間の運転方法結果を用いて消費エネルギー量を計算するツールを作成した。ツールでの計算方法の概要およびケーススタディによる比較事例を紹介した。今後は,回生電力を考慮する等の機能を追加した消費エネルギー計算ツールの開発や,更なるケーススタディによる分析結果の深度化が必要であると考えている。

シソーラス用語： 列車運転 ,  *列車ダイヤ ,  グラフ ,  曲線 ,  シミュレーション ,  *消費電力
準シソーラス用語： *運転シミュレーション ,  *運転曲線 ,  列車運行

分類 (2件)： 輸送と業務  (TC01030N) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (2件)：

• 國松武俊,平井力,富井規雄:マイクロシミュレーションを用いた利用者の視点による列車ダイヤ評価手法,電気学会論文誌130巻4号, pp.459-467, 2010
• 山下修:特集 鉄道総研 運転曲線図と運転曲線作成システム「SPEEDY」, 運転協会誌48巻3号, pp.1-4,2006

タイトルに関連する用語 (5件)： 信号通信 ,  運輸 ,  曲線 ,  列車運行 ,  シミュレーション