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J-GLOBAL ID:201402222227920917   整理番号:14A0705641

お湯が沸くしくみ

著者 (1件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 187-189  発行年: 2014年06月05日 
JST資料番号: Y0637A  ISSN: 1341-1535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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水の沸騰について,一般に考えられていることが必ずしも正しくないことについて解説した。まず,沸騰とは,蒸発現象の一部であり,液相中で蒸気泡が生成されること,沸点とは大気圧下での気液が平衡する飽和温度のことであると述べた。次に,沸騰のメカニズムには大きく2種類あり,一つは容器がナノスケールで滑らかで,不純物や溶存空気がない水が封入された場合の沸騰で,専門用語では「自発性核生成」といい,水では大気圧下で約300°Cであること,もう一つは日常的な大気圧下で100°Cの沸騰現象であり,専門用語では「沸騰核生成」といい,容器には目に見えない程度の傷があることを述べた。次に,水が沸騰しているときの容器内の場所の違いによる温度の違いとして,極端な場合には,容器の底からある程度離れた場所の水温は50°Cでも20°Cでも水は沸騰可能であることを述べた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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相変化を伴う熱伝達  ,  食品一般 
引用文献 (3件):
  • 日本機械学会 (2005), 伝熱工学, 「JSMEテキストシリーズ」, 丸善, 東京
  • 日本機械学会 (1989), 「沸騰熱伝達と冷却」, 日本工業出版, 東京
  • Carey, V. P. (2008), Liquid-Vapor Phase-Change Phenomena, 2nd ed., Taylor & Francis, New York
タイトルに関連する用語 (1件):
タイトルに関連する用語
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