抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間の手の器用さの本質を理解した上で,ロボットのマニピュレーション機能を人間の手に匹敵する機能を実現できれば,ロボットの応用範囲が広がる。本稿では,柔軟物操作の一つである折り紙を作業対象としたロボットを紹介する。折り紙ロボット1号機のおたまじゃくしを折るロボットの機構を考えるとき,人間が折り紙を折っている個々の動きに注目し,その動きを実現するための最低限必要な機構を目指した作業解析と機構設計に言及した。人間は紙の挙動を揺らぎや視覚から感じ取り微妙に動作を修正するが,これをセンサフィードバックで実現することは容易でないため,人間が暗黙知的に行っている環境変化に応じた動作修正を人間の直接教示の統計的性質から自動的に抽出して成功率を挙げた。