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J-GLOBAL ID:201402225027001886   整理番号:14A0901238

亀裂のあるコンクリートパネルによるガンマ線遮蔽に関する実験研究

Experimental Study on Gamma Ray Shielding with Cracked Concrete Panels
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 351-360  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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核関連施設では,放射線に対して多くの鉄筋コンクリートパネルが使われている。いくつかの遮蔽パネルは同時に構造的スラブまたは壁として機能する。鉄筋コンクリート遮蔽板にはコンクリートの乾燥収縮,地震,その他の要因で亀裂が生じる可能性があり,亀裂のある鉄筋コンクリートパネルの放射線に対する遮蔽性能を明らかにする必要がある。設計過程では,工学的安全性が研究の知識に基づいている。知識が足りない場合,保守的仮定と大きな安全係数で知識不足を補っている。一方で,人々の心理的な安心感は常に物理的安全性と一致するとは限らないことを認識する必要がある。社会の誤解を避け信頼を得るには,科学的データを蓄積する必要があり,実験結果が最も基本的なものとなる。従って,本研究では,亀裂のあるコンクリートパネルへのガンマ線照射試験を行った。試験では,ガンマ線照射源としてCo-60と電離箱を利用して,それぞれ線量率を測定した。亀裂のあるコンクリートパネルを放射線源と電離箱の間に置いて線量率を測った。本研究の目的は工学的安全性だけでなく人々の心理的安心感に対するものである。前回の試験については既に報告した。試験は6つのコンクリートパネル試料について行った。試験パラメータは亀裂形状,パネル厚さと亀裂幅とした。亀裂形状は自然発生亀裂と予め作成のスリット,厚さは50,100と150mmとし,亀裂幅を0から10mmに変化させた。本論文では,次の試験について報告した。それぞれ,自然発生亀裂と予め作成のスリットのある2枚の400mm厚パネル試料を追加し,亀裂のあるコンクリート板のガンマ線遮蔽性能に関する有益なデータを積み重ねた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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放射線遮蔽 
引用文献 (3件):

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