文献
J-GLOBAL ID:201402225967671901   整理番号:14A0411802

ドリアンの硫黄含有化合物は発熱誘導受容体のTRPA1及びTRPV1を活性化する

Sulphur-containing compounds of durian activate the thermogenesis-inducing receptors TRPA1 and TRPV1
著者 (7件):
資料名:
巻: 157  ページ: 213-220  発行年: 2014年08月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ドリアン(Durio zibethinus Murr.)はインドの薬草治療における体温上昇食品と分類され,その体温上昇作用は東南アジアで経験的に知られている。この効果の基礎となるメカニズムを検討するため,著者らは発熱誘導受容体のTRPA1及びTRPV1に焦点を合わせた。ドリアンはニンニクのTRPA1及びTRPV1アゴニストに類似したスルフィドを含有する。従って,著者らはドリアンの発熱作用がスルフィド誘導TRPチャンネル活性化により推進されると仮定した。著者らの仮説を検討するため,著者らはドリアンの硫黄含有成分のTRPA1及びTRPV1を測定し,ドリアン果肉におけるそれらの含有量を定量した。それらの硫黄含有成分はTRPA1及びTRPV1に強い作用を及ぼした。また,ドリアン果肉におけるスルフィド含有量はTRPチャンネルの活性化を誘導するのに十分であり,主要アゴニストはジエチルジスルフィドであった。以上の結果から,著者らはドリアンの身体昇温作用が,香辛料で分かるように,そのスルフィドによるTRPA1の活性化で明らかにされると考えている。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果実とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る