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J-GLOBAL ID：201402229628194440   整理番号：14A0527392

ナノ粒子複合インクを用いた熱電変換モジュールの開発

Development of Thermoelectric Module Using the Nanoparticles Composition Ink

著者 (4件)： 豊田丈紫 (石川県工試) ,  嶋田一裕 (石川県工試) ,  橘泰至 (石川県工試) ,  加藤直孝 (石川県工試)
資料名： 石川県工業試験場研究報告  (Report of the Industrial Research Institute of Ishikawa)
号： 62  ページ： 5-8  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： F0740A  ISSN： 0289-8934  CODEN： IKSHE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 廃熱を利用した熱電変換技術による省電力機器向け電源供給を実現するため,インクジェット印刷を活用した熱電変換モジュールの低コスト製造技術開発を行った。低温焼成に有効な接着剤として導電性ガラスを合成し,500°C以下で焼付可能なバナジウム系ガラスフリットが得られた。このフリットを熱電粉末と混合してインク化し,インクジェット印刷を用いて24対の熱電素子回路を形成して熱電変換モジュールを試作した。この熱電変換モジュールは365°Cの温度差で1.3mWの出力が得られた。これより,720対の熱電変換モジュールの構成で無線センサーの動力として必要な電力を供給可能であることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *熱電材料 ,  *熱電気変換 ,  *熱電素子 ,  *インクジェット印刷 ,  焼成 ,  *モジュール ,  ガラス ,  フリット ,  熱起電力 ,  酸化バナジウム ,  省エネルギー ,  酸化タングステン ,  ナノ複合材料 ,  多成分系 ,  酸化鉄 ,  *温度差発電 ,  N型半導体
準シソーラス用語： 導電性ガラス ,  *熱電変換素子 ,  複合酸化物

分類 (2件)： 熱電発電,熱電子発電  (NB03080V) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

引用文献 (2件)：

• 豊田丈紫, 佐々木直哉, 嶋田一裕. "熱電変換セラミックスのモジュール化技術に関する研究". 石川県工業試験場報告, 2007, No57, p.53-56.
• 豊田丈紫. "熱電変換素子における熱応力の影響とモジュール設計". セラミックス, 2011, No.46, p.933-937.

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ粒子 ,  インク ,  熱電変換 ,  モジュール ,  開発