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J-GLOBAL ID：201402230764555322   整理番号：13A1953040

東日本大震災における応急仮設住宅の空気環境に関する調査研究

A STUDY ON INDOOR AIR ENVIRONMENT OF TEMPORARY HOUSES AFTER THE GREAT EAST JAPAN CALAMITY

著者 (7件)： 柳宇 (工学院大) ,  吉野博 ,  長谷川兼一 (秋田県大) ,  東賢一 (近畿大) ,  大澤元毅 (国立保健医療科学院) ,  鍵直樹 (東京工大) ,  猪野琢也 (東北大 大学院)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 694  ページ： 917-921  発行年： 2013年12月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 仮設住宅の室内空気環境を明らかにするため,宮城県内にある住宅を対象に2011年夏期と2012年冬期に詳細な調査を行った。夏期27件,冬期9件である。二酸化炭素濃度の測定結果について述べるほか,濃度上昇要因と住まい方との関係について検討した。1)夏期,二酸化炭素濃度が総じて高く,中央値と75%タイル値が1000ppmを上回ったのはそれぞれ7件(26%)と20件(74%)であった。また,最大値が5000ppmを超えたのは17件(63%)であった。2)冬期,中央値と75%タイル値の全て,9件のうち7件の最大値はそれぞれ夏期のそれらを上回っていた。3)濃度が高くなっているのは,換気を積極的に行っていないほか,開放型燃焼器具の使用や住宅の気積が小さいなどのためと考える。4)台所・浴室・トイレの換気扇を終日運転した1件では,夏期1000ppm以下であった。

シソーラス用語： *震災 ,  津波 ,  災害復旧 ,  緊急対策 ,  *仮設建築物 ,  集合住宅 ,  *室内空気質 ,  *実態調査 ,  二酸化炭素 ,  換気装置 ,  宮城県 ,  夏 ,  濃度分布 ,  最大値 ,  冬 ,  室内空気汚染 ,  送風機 ,  津波対策
準シソーラス用語： *東日本大震災

分類 (2件)： 空気調和一般  (PC01000C) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 東日本大震災 ,  応急仮設住宅 ,  空気環境 ,  調査 ,  研究