文献
J-GLOBAL ID:201402231872908955   整理番号:13A1947102

ラットでフラクタンから生成された大腸の水素は腹腔内に拡散し,脂肪のサイトカインmRNA量を減少させる

Colonic Hydrogen Generated from Fructan Diffuses into the Abdominal Cavity and Reduces Adipose mRNA Abundance of Cytokines in Rats
著者 (5件):
資料名:
巻: 143  号: 12  ページ: 1943-1949  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
過剰な酸化ストレスは種々の慢性疾患のきっかけとなるが,ラットに水素吸入や水素水で水素を投与すると酸化ストレスが減少することが報告されている。オリゴ糖や難消化性デンプンなどの非消化性糖(NDS)は大腸での水素生成を増加させるが,その水素が腹腔内組織に移動するかどうかを調べた。実験1および2で7週齢の雄Sprague-Dawleyラットにフラクトオリゴ糖(FOS)を25(実験1)および50g/kg(実験1,2)含む食餌を7および14日間投与し,最終日に呼気,腸内ガス,門脈血,頸動脈血,肝臓,すい臓,腎臓,腎臓周囲脂肪,精巣,副睾丸脂肪,肺,脳の水素を定量した結果,無FOS食(対照)群に比べて水素排出量と門脈水素濃度が有意に高く,腹腔内の特に脂肪組織の水素濃度はFOS群が対照群の5.6~43倍高かった。実験3で8週齢の雄Sprague-DawleyラットにFOS(50g/kg)有無の高脂肪食を28日間投与したところ,28日間の水素排出量はFOS群が対照群より有意に高く,脂肪組織のインターロイキン-6およびケモカインリガンド2のmRNA量はFOS群が有意に低かった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
砂糖以外の糖  ,  腸  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る