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J-GLOBAL ID:201402234970764022   整理番号:14A1263552

三次元大型振動台試験に基づく乾燥砂中の3×3群杭の応力分布に影響する要因

Factors affecting stress distribution of a 3×3 pile group in dry sand based on three-dimensional large shaking table tests
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 699-712  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U2456A  ISSN: 0038-0806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地震時に杭の応力分布に影響する要因を調査するため,Eディフェンスの大型振動台を用いて物理模型試験を実施した。円筒状の薄板の箱に乾燥砂を詰め,上部構造のある場合と無い場合につき,3×3群杭基礎の試験を行った。試験の変数には,上部構造の固有周期及び基礎埋め込みを含めた。試験結果と検討に基づき,次の結論を得た:1)上部構造の固有周期が地盤の値より短いか近い時,上部構造の慣性力が主として杭の応力を支配し,剪断力と曲げモーメントの両方が主要な杭において最大となる傾向がある。この時,転倒モーメントが小さいと,搖動運動が支配的となり,杭頭及び地中のある深さの両方で曲げモーメントが最大となる。対照的に,転倒モーメントが基礎を回転させるほど大きくなると,ロッキングが支配的となり,杭の曲げモーメントは杭頭で小さく,深さとともに増加して,ある深さで最大となる;2)上部構造の固有周期が地盤よりはるかに長い場合,上部構造の慣性力は小さく,地盤変位が杭応力を支配し,杭頭の剪断力は群杭内でほぼ同じとなる。この場合,杭の深さ方向の応力分布は,主に地盤変位に基づく搖動運動により支配され,曲げモーメントは杭頭でのみ最大になり,深さとともに減少する;3)搖動及びロッキングが杭応力に及ぼす影響は,基礎埋め込み,上部構造の固有周期,構造物の縦横比及び地盤変位などの要因により変化する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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杭,杭基礎,矢板式基礎 
引用文献 (17件):
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