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J-GLOBAL ID:201402236342862069   整理番号:14A0166389

モンゴル南西部,Lake Zoneの柘榴石-硬緑泥石片岩の変成圧力-温度の展開

Metamorphic pressure-temperature evolution of garnet-chloritoid schists from the Lake Zone, SW Mongolia
著者 (4件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 255-266 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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モンゴル南西部,Lake ZoneのChandman地区に柘榴石-硬緑泥石片岩が存在し,それは中央アジア造山帯の中央部に位置している。Chandman地区は,新原生代のオフィオライトから成るKhantaishir層,エクロジャイトを含んだ正片麻岩及び雲母片岩から成るAlag Khadny変成岩複合岩体,大理石からなるMaykhan Tsakhir層,さらに基盤ブロックであるZamtyn Nuruu層から構成されている。柘榴石-硬緑泥石片岩は,エクロジャイト岩体と接触して存在するところの大理石から成るMaykhan Tsakhir層の中にレンズ又は単層として挟在する。それらは主として,柘榴石,硬緑泥石,フェンジャイト質白雲母,緑泥石及び石英から成り,少量の藍晶石,ルチル,チタン鉄鉱,ジルコン及び炭素質物質を伴う。柘榴石-硬緑泥石の組織および鉱物化学は,高圧中間型変成作用の前ピーク及びピーク段階を記録している。前ピーク段階である緑簾石-角閃岩相の条件(T=550-550°C及びP=7-8kbar)は,硬緑泥石,鉄に富む緑泥石,フェンジャイト質白雲母および石英を鉱物包有物として含む柘榴石の中心部から推論された。柘榴石-硬緑泥石片岩のピーク鉱物組合せは,硬緑泥石,フェンジャイト質白雲母,Mgに富んだ緑泥石,藍晶石及び石英を縁辺部に含んだ柘榴石から,T=560-590°C及びP=10-11kbarで,緑簾石-角閃岩相とエクロジャイト相の漸移帯に入ると規定された。柘榴石-硬緑泥石片岩の圧力条件は,エクロジャイトの条件(T=590-610°C及びP=20-25kbar)よりも明らかに低いが,温度条件は類似している。エクロジャイトは海洋地殻の沈み込みによって形成されたと考えられている。それに対して,柘榴石-硬緑泥石片岩の変成作用は中央アジア造山帯の衝突事変に関連して形成された可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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変成岩 
引用文献 (43件):

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