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J-GLOBAL ID：201402237894200067   整理番号：14A0631792

2000年から2010年までの市街地形態指標の変化

著者 (4件)： 阪田知彦 (建築研) ,  石井儀光 (建築研) ,  竹谷修一 (国土技術政策総合研) ,  木内望 (国土技術政策総合研)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 12  ページ： 169-176  発行年： 2014年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2000年から2010年までの市街地形態指標の変化について報告した。基準地域メッシュで整備された公的統計データや国土数値情報等を用いて「連担性」と「コンパクト性」の2つの指標に着目して,3時点で計算した。その結果,1)大都市圏や沿岸部の自治体の方が連担性が高い。この傾向は,時点を通じても際だった違いは見られない。10年を通じて連担性指標が上昇した自治体は12団体,逆に下降した自治体は3団体であった。2)大都市圏内の自治体では,総じてコンパクト性が高い。この傾向は,時点を通じて際だった違いはみられない。日本を東西に分けると,東日本に下降を含む変化をしている自治体が多い。比較的簡便な方法で市街地の形態についての近年の動向を把握できていると考える。

シソーラス用語： *コンパクト性 ,  都市構造 ,  都市 ,  人口 ,  *人口密度 ,  *市街地 ,  都市圏 ,  *地理的分布 ,  地方自治体 ,  *土地利用
準シソーラス用語： DID ,  コンパクトシティ ,  市町村 ,  集約型都市構造 ,  大都市圏 ,  夜間人口

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (4件)：

• 阪田知彦・石井儀光・竹谷修一・木内望(2012)「全国一括での市町村別市街地形態指標の算出に関する基礎的検討」,日本建築学会大会学術講演梗概集,F-1分冊,pp961-962.
• 玉川英則(1982)「土地利用の秩序性の数理的表現に関する考察」,都市計画論文集,No.17, pp.73-78.
• 吉川徹(1997)「メッシュデータに立脚した土地利用の集塊性の把握手法について」,日本建築学会計画系論文集,NO.495, pp147-154.
• 石井儀光(2009)「人口の空間的分布から見た都市のコンパクト性に関する基礎的考察」,2009年日本オペレーションズ・リサーチ学会春季研究発表会アブストラクト集.

タイトルに関連する用語 (3件)： 市街地 ,  形態 ,  指標