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J-GLOBAL ID:201402238850179962   整理番号:14A0226992

イメージの変化からみる技術者倫理におけるグループワークの効果

Assessment of Group Work in Engineering Ethics Class from the Viewpoint of the Change of Image
著者 (4件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 6.54-6.59 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: L4363A  ISSN: 1341-2167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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工学教育に技術者倫理が広く導入されてきた。山形大学工学部機械システム工学科でも技術者倫理教育の改善が重要視され,平成23年度からは技術者倫理の講義の中にグループワーク(GW)が導入された。しかしながら,GWを取り入れることの技術者倫理教育への効果について,学生への授業アンケートだけでは具体的な教育効果の質と量を測定しがたい。そこで,GW前後で技術者倫理に対するイメージに関して,対立する形容語句間の評価尺度から回答を求めるSemantic Differential(SD)法を基にしたアンケートを行い,GW前後での,技術者倫理に対するイメージの変化の差異や共通性から学生の倫理観に対する意識変化を解析することを試みた。カリキュラムは学部2年生を対象とした1単位,全7週(各90分)で,前半5週が講義を中心とした座学,後半2週がGWである。GWの目的,進め方およびその詳細を述べた。1週目は倫理規定の作成で,2週目は倫理問題の線引きを行った。SD法を基にしたイメージアンケートは15項目で各項目の尺度は5段階とした。アンケートの主成分分析を行った結果,評価を示す難しいイメージと趣向を示す興味深いイメージといった成分が検出された。また,GWを実施することは,倫理観の確認やコミュニケーションを促し,責任を分担できる協力関係を作るのに効果が期待できることが分かった。
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (8件):
  • 1) 田村隆弘, 原 隆:技術士によるオムニバス形式の技術者倫理教育, 工学教育, 54-1, pp.142-148, 2006
  • 2) 高野倉雅人, 林 茂雄:倫理的な問題解決力を高めるディベートの効果的な活用方法, 工学教育, 59-5, pp.58-63, 2011
  • 3) 川本思心:コミュニケーション能力形成のための学習・教育評価方法開発への取り組み, 工学教育, 59-5, pp.50-57, 2011
  • 4) 小林 仁, 他:チーム学習の教育効果に関する評価モデル, 工学教育, 60-4, pp.26-31, 2012
  • 5) 朝野煕彦:入門 多変量解析の実際 第2版, 講談社サイエンティフィク, pp.56-73, 2000
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タイトルに関連する用語 (3件):
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