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J-GLOBAL ID：201402240569339360   整理番号：14A1110973

陸奥湾の逆エスチャリー循環流-(1)夏季の湾口海洋観測-

Inverse Estuary Circulation in Mutsu Bay-(1) Hydrographic Observations during the Summer-time-

著者 (9件)： 河野航平 (NEC) ,  磯田豊 (北大 大学院水産科学院) ,  工藤勲 (北大 大学院水産科学院) ,  藤原将平 (北大 大学院水産科学院) ,  有田駿 (北大 大学院水産科学院) ,  小林直人 (北大 水産) ,  吉田達 (青森県農業技術セ 水産総合研) ,  扇田いずみ (青森県農業技術セ 水産総合研) ,  高津哲也 (北大 大学院水産科学院)
資料名： 海と空  (Sea and Sky)
巻： 90  号： 1  ページ： 11-16  発行年： 2014年08月31日 
JST資料番号： G0231A  ISSN： 0503-1567  CODEN： UMSOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年夏季に陸奥湾湾口付近で海洋観測を実施し,数値モデル実験から推測されていた非定常な逆エスチャリー循環流の存在を確認することができた。観測された水塊は,回転系密度流に伴う傾いた水温躍層によって2つに分類される。一つは表層西側に偏った流入暖水,もう一つは海底東側に偏った流出冷水である。この逆エスチャリー循環流は湾外水の水温上昇により維持されるため,観測された両水塊の水温はどちらも5~9月の期間で上昇し続けていた。(著者抄録)

シソーラス用語： 湾 ,  河口 ,  *海洋循環 ,  *密度流 ,  青森県 ,  夏 ,  海洋観測 ,  数学モデル ,  数値計算 ,  海水密度 ,  *陸奥湾

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

引用文献 (2件)：

• 河野航平・磯田 豊・吉田 達・扇田いずみ・田中淳也(2014):2010年夏季に発生した陸奥湾の異常高水温現象,海と空,89(3),87-98.
• 矢幅 寛・磯田 豊・吉田 達・小坂善信(2010):陸奥湾湾口を通過する交換密度流の季節変化,海と空,85,3-17.

タイトルに関連する用語 (6件)： 陸奥湾 ,  エスチャリー ,  循環流 ,  夏季 ,  湾口 ,  海洋観測