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J-GLOBAL ID：201402246053798030   整理番号：14A0165509

RC造耐力壁の実験データベースを用いた部材種別の判定基準に関する検討

STUDY ON CRITERIA OF MEMBER CLASSIFICATION OF R/C BEARING WALL BASED ON EXPERIMENTAL DATABASE

著者 (4件)： 谷昌典 ((独)建築研究所国際地震工学センター) ,  福山洋 ((独)建築研究所構造研究グループ) ,  坂下雅信 (京都大学大学院工学研究科建築学専攻) ,  河野進 (東京工業大学応用セラミックス研究所)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 19  号： 43  ページ： 927-932 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,壁端部に柱型を有する従来の一般的な耐力壁も含め,過去の耐力壁実験結果を収集してデータベースを作成し,現行基準による部材種別と変形性能の関係を比較することで,現行の部材種別判定基準の妥当性を検証するとともにその問題点や課題を抽出する。また,部材種別判定基準には破壊形式の判定も含まれるため,既往の終局強度(曲げ・せん断)の予測精度についても検証を行う。ここでは,RC耐力壁実験データベースに関し対象試験体概要や限界変形について述べている。曲げ終局強度やせん断終局強度の終局強度評価式の精度検証について述べていう。また平均せん断応力度とせん断余裕度,判定された試験体を検討している。そして,耐力壁を対象とした過去の実験結果を収集・整理し,既往の終局強度式の予測精度および現行基準による部材種別と変形性能の関係を検証したとしている。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート ,  *耐力壁 ,  *データベース ,  *部材 ,  *判定基準 ,  *載荷試験 ,  極限強度 ,  伸び率 ,  精度 ,  標準 ,  曲げ ,  剪断 ,  予測精度 ,  変形能
準シソーラス用語： 終局強度 ,  変形性能 ,  基準

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  壁  (RB03020L)

引用文献 (48件)：

• 1) 日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説,2010.2
• 2) 日本建築学会:2010年チリ・マウレ沖地震被害調査報告書 2011年ニュージーランド・クライストチャーチ地震被害調査報告書,2012.9
• 3) 阪本康平ほか:枠柱と端部拘束筋量が耐震壁の曲げ終局変形性能に及ぼす影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.34,No.2,pp.379-384,2012
• 4) Thomsen J. H. IV et al.: Displacement-Based Design of Slender Reinforced Concrete Structural Walls-Experimental Verification, J. of Structural Engineering, 130(4), pp.618-630, 2004.4
• 5) 田畑卓ほか:曲げ応力が卓越するRC連層耐震壁の構造特性に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.25,No.2,pp.625-630,2003

タイトルに関連する用語 (5件)： RC造 ,  耐力壁 ,  実験 ,  データベース ,  判定基準