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J-GLOBAL ID:201402246773603651   整理番号:14A0571290

水-混合性有機溶媒及び無機塩により形成される水系2相システムを利用する2,3-ブタンジオールの抽出

Extraction of 2,3-Butanediol with Aqueous Two-Phase Systems Formed by Water-Miscible Organic Solvents and Inorganic Salts
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  ページ: 181-190  発行年: 2014年04月25日 
JST資料番号: L3207A  ISSN: 1341-7215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2,3-ブタンジオールは合成ゴムの前駆物質としてばかりか,化粧品及び輸送燃料における広い利用を示す化学物質の一つである。過去数10年間,発酵からの2,3-ブタンジオールの生産の改良に大変な努力がされた。しかしながら,2,3-ブタンジオールは高沸点で水に対して高い親和性を持つため,終了段階処理に大きな困難が依然として存在する。本研究では,水-混合性有機溶媒及び無機塩からなる水系2相システムをモデル溶液から2,3-ブタンジオールを抽出するのに利用できた。水に混合できる溶媒としてt-ブタノール,テトラヒドロフラン及び2-プロパノールを,塩としてリン酸水素2カリウム,リン酸トリカリウム,炭酸カリウム,フッ化カリウム及びくえん酸トリカリウムを使用した。水-混合性溶媒類の相分離能と塩類の塩析能をバイノーダル曲線の差と2,3-ブタンジオールの塩析によって評価した。t-ブタノールとテトラヒドロフランは高い相分離能を示し,炭酸カリウムは通常のリン酸塩と同等の塩析能を示した。テトラヒドロフランと炭酸カリウムからなるシステムでは,2,3-ブタンジオールの上相濃度と回収率はそれぞれ,184.3g/L及び92.2%に達した。このプロセスは発酵液からの2,3-ブタンジオールの分離に対する簡単で経済的なプロセスの可能性をもたらした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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抽出  ,  抽出  ,  脂肪族アルコール 
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