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J-GLOBAL ID：201402251566665667   整理番号：14A0995076

グラフェンのテラヘルツ・赤外光検出応用

Applications to Terahertz and Infrared Detectors with Graphene

著者 (1件)： 河野行雄 (東京工大)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 42  号： 8  ページ： 645-651  発行年： 2014年08月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： グラフェンに基づく光学応用について概観し,最近開発されたテラヘルツ(THz)・赤外光同調検出法について紹介した。グラフェンの光応用技術として,可視光・近赤外光とテラヘルツ・中赤外光の領域に分けて説明した。検出・変調・伝送などの光制御のための要素技術の発展を示した。グラフェンによる広帯域同調テラヘルツ・赤外光検出法の現状と課題および検出機構について説明した。テラヘルツ・赤外光を広帯域検出できることを示した。今後の改善すべき性能は動作温度であり,これを決める要因はグラフェンのキャリア移動度であることを指摘した。

シソーラス用語： キャリア移動度 ,  *炭素材 ,  電磁波 ,  技術開発 ,  光制御 ,  近赤外線 ,  検出法 ,  *光検出 ,  広帯域 ,  赤外検出器 ,  *サブミリ波 ,  遠赤外線 ,  単一層 ,  *グラフェン ,  テラヘルツ波

分類 (3件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  半導体薄膜  (BK14040E)

引用文献 (59件)：

• R. R. Nair, P. Blake, A. N. Grigorenko, K. S. Novoselov, T. J. Booth, T. Stauber, N. M. R. Peres, and A. K. Geim: Science 320 (2008) 1308.
• T. Ando, Y. Zheng, and H. Suzuura: J. Phys. Soc. Jpn. 71 (2002) 1318.
• V. P. Gusynin, S. G. Sharapov, and J. P. Carbotte: Phys. Rev. Lett. 96 (2006) 256802.
• A. B. Kuzmenko, E. van Heumen, F. Carbone, and D. van der Marel: Phys. Rev. Lett. 100 (2008) 117401.
• M. Tonouchi: Nature Photon. 1 (2007) 97.

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフェン ,  テラヘルツ ,  赤外光 ,  応用