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J-GLOBAL ID：201402252539809289   整理番号：14A0711453

ニンニクの有機硫黄化合物の化学的予防機能及び分子メカニズム

Chemopreventive functions and molecular mechanisms of garlic organosulfur compounds

著者 (8件)： TRIO Phoebe Zapanta (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  YOU Sixiang (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  YOU Sixiang (Hunan Agriculture Univ., Hunan, CHN) ,  HE Xi (Hunan Agriculture Univ., Hunan, CHN) ,  HE Jianhua (Hunan Agriculture Univ., Hunan, CHN) ,  SAKAO Kozue (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  HOU De-Xing (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  HOU De-Xing (Hunan Agriculture Univ., Hunan, CHN)
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 5  号： 5  ページ： 833-844  発行年： 2014年05月 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニンニク(Allium sativum L.)にはアリインやGSACなどの有機硫黄化合物が多く,ニンニクに特有の風味を与えている。ニンニクの生物活性成分は調理方法や抽出方法でその量や効力がかなり異なる。in vivo研究で,ニンニク摂取後に血漿,肝臓及び腎臓中にニンニク由来の水溶性有機硫黄化合物の存在が認められたが,大量のニンニク摂取後の血液や尿に油溶性の有機硫黄化合物が認められなかった,との報告もある。ニンニクの生物活性,健康機能及び疾病予防効果について,既に3000件を超える報告が行われている。ニンニクの生物活性機能のうち,有機硫黄化合物の化学的予防機能について,多様なタイプの細胞における抗-炎症作用,抗-酸化,抗-糖尿病及び抗癌作用を解説し,in vitro及びin vivoにおける油ならびに水溶性有機硫黄化合物の分子メカニズムの機能についてまとめた。

シソーラス用語： *有機硫黄化合物 ,  食品成分 ,  食品科学 ,  *ニンニク ,  生物活性 ,  生理活性因子 ,  消炎作用 ,  酸化防止 ,  血糖降下作用 ,  抗腫瘍作用
準シソーラス用語： Allium sativum ,  *化学的予防 ,  食品機能化学 ,  *分子メカニズム ,  生物活性成分 ,  抗炎症作用 ,  抗酸化作用 ,  抗糖尿病作用 ,  抗癌効果

分類 (3件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O)

物質索引 (2件)： S-アリル-L-システイン ,  アリイン

タイトルに関連する用語 (4件)： ニンニク ,  有機硫黄化合物 ,  化学的予防 ,  分子メカニズム