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J-GLOBAL ID:201402253324372749   整理番号:14A0654596

北日本で長期散布したリン酸肥料が土壌内のセレンや土壌から農作物に対するセレンの移行に及ぼす影響

Effect of long-term phosphorus fertilization on soil Se and transfer of soil Se to crops in northern Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  ページ: 7-12  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン酸肥料は耕作地の土壌に蓄積するセレンの主要な汚染源で,リン酸肥料を土壌に散布するとセレンのバイオアベイラビリティが増大するとの報告がある。日本の農地は過剰のリン酸肥料を長期散布してリン濃度が高い為,リン酸肥料が土壌や農作物に蓄積するセレン濃度に及ぼす影響を3年に亘る現場試験で実測した。リンの蓄積濃度が相違する北日本の北海道で2か所の土壌試料を採取し,トマトやコムギ,オオムギを栽培した。土壌はバイオアベイラブルなリン濃度が低いアンド土とリン濃度が高い腐植土を比較した。3年間に亘りリン酸肥料を連続的に散布しても土壌や農作物内のセレン濃度は有意に増加しないが,腐植土はアンド土に比べ土壌や農作物内に蓄積するセレン濃度が高かった。土壌から農作物に対するセレンの移行係数はリン酸肥料の影響を受けなかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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土壌汚染  ,  その他の汚染原因物質  ,  食品の汚染 

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