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J-GLOBAL ID：201402253671347029   整理番号：14A1467522

化学酵素的ペプチド合成における最近の進歩

Recent Advances in Chemoenzymatic Peptide Syntheses

著者 (2件)： YAZAWA Kenjiro (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NUMATA Keiji (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 19  号： 9  ページ： 13755-13774 (WEB ONLY)  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学酵素的ペプチド合成は,加水分解酵素触媒による立体選択的なペプチド結合の形成である。これは,複雑で面倒な保護-脱保護手順と過酷な反応条件を含む従来の化学合成とは異なり,クリーンで穏やかな手順である。従来の合成の最適条件決定は,しばしば時間がかかるため,化学酵素的アプローチは,数十年間利用されてきた。様々なアミノ酸から成るジペプチドよりも長い,ポリペプチドとオリゴペプチドの合成は,酵素機構についての知識がないこと,およびpHと温度と他の反応条件を最適化することが困難なために,難題をもたらし続けている。これらの欠点は,化学酵素的アプローチの適用を制限する。最近,組換え技術と基質模倣体を用いて作り出された様々な酵素類と基質類および最適な反応条件(例えば,凍結水性媒体とイオン性液体)は化学酵素的ペプチド合成の範囲を広げている。このレビューで,様々なペプチドの化学酵素合成における最近の進歩と新素材の開発と生物医学的応用におけるそれらの使用を強調する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ペプチド合成 ,  ペプチド ,  *プロテイナーゼ ,  反応機構 ,  結合部位 ,  酵素基質複合体 ,  ペプチド結合 ,  パパイン ,  トリプシン ,  キモトリプシン ,  リパーゼ ,  セリンプロテイナーゼ ,  ズブチリシン ,  ブロメライン ,  活性部位 ,  部位特異的変異誘発 ,  アミノ酸配列 ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  イオン液体 ,  凍結 ,  フルオロリン酸塩 ,  固定化酵素 ,  超臨界流体 ,  二酸化炭素 ,  官能基保護 ,  キレート剤 ,  抗生物質 ,  界面活性剤 ,  ヒドロゲル ,  分泌タンパク質 ,  生体物質類似体 ,  超臨界二酸化炭素 ,  基質結合部位 ,  エンドペプチダーゼK ,  ヘキサフルオロホスファート ,  抗細菌薬 ,  抗微生物薬 ,  薬物
準シソーラス用語： *化学酵素的ペプチド合成 ,  プロテイナーゼK ,  ヘキサフルオロリン酸 ,  Mefp5

分類 (2件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  化学合成  (EB03030J)

物質索引 (4件)： 1,3-ジメチルイミダゾリウム ,  ジメチルリン酸 ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム ,  エンドモルフィン1

タイトルに関連する用語 (3件)： 化学 ,  酵素 ,  ペプチド合成