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J-GLOBAL ID：201402256022809632   整理番号：14A0437110

臭化メチル,青酸及びリン化アルミニウムくん蒸剤の各種農産物における残留実態調査(第2報)

Research on the Actual Situation of Fumigant Residues in Various Agricultural Commodities after Fumigation by Methyl Bromide, Hydrogen Cyanide and Phosphine II.

著者 (7件)： 横山武彦 (横浜植物防疫所) ,  西崎博則 (横浜植物防疫所) ,  林浩司 (横浜植物防疫所) ,  三角隆 (横浜植物防疫所) ,  内藤浩光 (横浜植物防疫所) ,  浅野和也 (横浜植物防疫所) ,  小畠恒夫 (横浜植物防疫所)
資料名： 植物防疫所調査研究報告  (Research Bulletin of the Plant Protection Service Japan)
号： 49 補冊  ページ： 1-14  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： S0120A  ISSN： 0387-0707  CODEN： SBCKA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物検疫所で検疫措置として使用されるくん蒸剤の残留実態を調査するため,穀類・豆類9作物,青果物29作物を臭化メチル,青酸,リン酸水素によりくん蒸し,それぞれの薬剤について農産物の残留分析を行った。その結果,臭化メチルではいずれの作物でも残留農薬基準値を超えるものは無かった。青酸ではシソで高濃度のシアン化化合物が検出されたが,無処理区からも高濃度で検出され,植物体内に存在するシアン化合物が検出されたものと考えられた。リン化水素では,くん蒸1日後は比較的高い残留が認められたが,くん蒸後の時間経過とともに速やかに残留量が減少し,7日後には定量限界未満又は極低濃度まで減衰した。

シソーラス用語： *燻蒸剤 ,  リン化アルミニウム ,  *農作物 ,  *残留農薬 ,  残留分析 ,  実態調査 ,  穀類 ,  豆類 ,  生鮮食品 ,  規格値 ,  シアン化合物 ,  ホスフィン ,  リン酸水素塩 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： リン化水素 ,  基準値 ,  青果物 ,  青酸 ,  農産物

分類 (2件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  農薬  (SB05030L)

物質索引 (1件)： 臭化メチル

引用文献 (6件)：

• 冠政光・勝木康隆・中沢久美子・二島太一郎(1985)日本食品衛生学会第49回学術講演会要旨集: 19
• 農林水産省(1971)輸入穀類等検疫要綱(昭和46年45農政第2628号)
• 農林水産省(1999)農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施について(平成11年11農産第6283号)
• 相馬幸博・岸野秀昭・赤川敏幸(1996)穀類・豆類くん蒸におけるリン化水素の収着性.植防研報32 : 47-50
• 横山武彦・山田邦彦・小川昇・三角隆・内藤浩光・橋本浩明・小畠恒夫(2012)臭化メチル、青酸及びリン化アルミニウムくん蒸の各種農産物における残留実態調査.植防研報48補冊: 1-15

タイトルに関連する用語 (7件)： 臭化メチル ,  青酸 ,  リン化アルミニウム ,  くん蒸剤 ,  農産物 ,  残留 ,  実態調査