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J-GLOBAL ID：201402257498756142   整理番号：14A0713757

高速原子間力顕微鏡によるバイオ分子過程の撮影

Filming Biomolecular Processes by High-Speed Atomic Force Microscopy

著者 (5件)： ANDO Toshio (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  ANDO Toshio (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  UCHIHASHI Takayuki (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  UCHIHASHI Takayuki (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  SCHEURING Simon (Aix-Marseille Univ., Marseille, FRA)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 114  号： 6  ページ： 3120-3188  発行年： 2014年03月26日 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2008年に原子間力顕微鏡(AFM)の高速(HS)化が実現し,今日(2013年)ではサブ100msの時間で平面方向ならサブ分子レベルの分解能での観測が可能になった。本論文は,このHS-AFMによるバイオ分子の諸過程の観測,撮影に関するレビューである。初めにHS-AFMの測定原理,装置,要求される基板表面の性質などの基礎について簡単に解説した。次にHS-AFMを用いた蛋白質の動力学的画像を以下の例で示した:1)モーター蛋白質,2)アクチン上を移動するミオシンV,3)F₁-ATPアーゼのα₃β₃サブコンプレックスの回転触媒作用,4)膜蛋白質一般,5)膜蛋白質の構造変化,6)膜蛋白質の拡散と相互作用,7)自己組織化過程,8)その他。続いて,以下の生細胞系の動力学的画像について論じた:1)バクテリア細胞表面,2)真核細胞表面における動的現象,3)生きた真核細胞表面における膜蛋白質の拡散と相互作用。

シソーラス用語： *原子間力顕微鏡 ,  *高速化 ,  *膜タンパク質 ,  タンパク質 ,  ミオシン ,  ATPアーゼ ,  真核細胞 ,  表面 ,  *顕微鏡観察 ,  モータータンパク質
準シソーラス用語： ミオシンV ,  細胞表面 ,  *原子間力顕微鏡観察

分類 (2件)： 生体膜一般  (EF04010G) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高速原子間力顕微鏡 ,  分子過程 ,  撮影