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J-GLOBAL ID:201402259054192571   整理番号:14A0898662

ケージド立方晶化合物SmRu2Zn20の異常な磁気異方性

Anomalous Magnetic Anisotropy of Caged Cubic Compound SmRu2Zn20
著者 (4件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 073701.1-073701.5  発行年: 2014年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2Kまでの温度と[111] [101]と[001]の3つの主軸に沿った磁場Hでケージド立方晶化合物SmRu2Zn20で磁気磁化率χ,磁化Mと比熱Cを計測した。χ(T)とC(T)の温度依存性で強磁性相転を,TC= 7.8Kで観察した。SmRu2Zn20のSmイオンは,三価である,これは10~300Kの間の,格子定数χ(T)の実験結果によって示された。磁化の容易軸は,[111]方向であり,そして,TCでのエントロピーは基底状態が四重項であることを示すR ln 4である。そして,基底状態が四重極であることを示した。しかし,これらの実験結果は,Sm3+の立方晶結晶電場(CEF)に基づく単純な予測を否定する。基底状態が四重項Γ8であるならば,磁化の容易軸は,[001]方向でなければならない。立方晶CEF効果,普通の交換相互作用とZeeman効果と共に四重極-四重極と八重極-八重極相互作用を考慮することによって,異常な磁気異方性を分析した。(翻訳著者抄録)
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金属結晶の磁性 
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