文献
J-GLOBAL ID:201402260813460177   整理番号:14A0334805

サーキットの交通渋滞実験における相転移

Phase transition in traffic jam experiment on a circuit
著者 (9件):
資料名:
巻: 15  号: Oct  ページ: 103034 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7017A  ISSN: 1367-2630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
交通渋滞の出現は物理学視点における動的な相転移であると考えられる。すなわち,車の密度が臨界値を超えると交通流は不安定になり,相を交通渋滞に変える。この観点を確かめるため,著者らは一連のサーキット実験を行っている。著者らの先行研究(2008 New J.Phys.10 033001)において,著者らは,一定の高密度ではボトルネックがないときでさえ交通渋滞が出現することを示した。本研究で著者らは,名古屋ドームにおいてより大きい屋内のサーキット実験を行った。そこでは,高解像度レーザスキャナを用いて車の位置を観測した密度の値を様々に変化させた一連のセッションの間,高密度では渋滞した流れが生じるが,他方,低密度では自由な流れが保持されることを著者らは発見した。また,著者らは中間密度における準安定性の指標を見つけた。速度の変動と密度-流れ関係を分析することによって,臨界密度を推定した。この臨界密度の値は,実際の高速道路上で観測されたものと一致した。この実験は,交通渋滞の出現を動的相転移として物理的に解釈する際の強力な支援となる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
交通調査 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る