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J-GLOBAL ID:201402261564059080   整理番号:14A0471679

ICP-AESと比較したレーザアブレーションICP-MSによるSr/Caの高精度定量と数百年を経過する参照サンゴへの応用

Precise determination of Sr/Ca by laser ablation ICP-MS compared to ICP-AES and application to multi-century temperate corals
著者 (10件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 145-152  発行年: 2014年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サンゴ骨格のSr/Ca組成は熱帯古気候を再構築するための有効なツールである。溶液ベースのICP-AESは海面水温(SST)のプロキシーとしての月単位での解像度でのSr/Ca記録を得るためには都合の良い方法であり,レーザアブレーションICP-MS(LA-ICP-MS)は高解像度で複数の元素比率を迅速かつ精度良く分析することが可能であり,繰り返し測定も容易である。この方法論は長期間にわたるサンゴに対しては一層の洗練が必要である。日本の南部温帯海域で採取した435年のスジハマサンゴ(Porites coral)にLA-ICP-MSを応用した。3つの10-15年単位での試料をLA-ICP-MSとICP-AESで測定した結果は良い一致をしめした。分解能,データ処理,Sr/Ca-SSTキャリブレーションを考察し,LA-ICP-MSを用いて数百年を経過するサンゴからの高精度Sr/Ca記録を確実にするためには,繰り返し分析を推奨する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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質量分析  ,  岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (33件):

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