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J-GLOBAL ID:201402263978295684   整理番号:14A0716133

負荷電高甘味度甘味料に対する選択性のある甘味センサの開発

Development of sweetness sensor with selectivity to negatively charged high-potency sweeteners
著者 (5件):
資料名:
巻: 201  ページ: 329-335  発行年: 2014年10月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:味覚評価は,食品,飲料および製薬工業において大きな需要がある。”広範囲の選択性”を持つ電子舌である味覚センシングシステムは,客観的味覚評価に使用される方法の1つである。味覚センサの電極は,味物質との相互作用により生じる膜電位の変化として基本の味(塩味,酸味,甘味,苦味,うまみ)の1つのみに反応する。甘味物質は,化学構造や大きさが多様な化合物である。味覚センシングシステムは,膜電位の変化を使用した電位差測定システムであるので,3つの型の甘味センサ,それぞれの電荷の型(非荷電,正荷電および負荷電)をもつ甘味料に対するものが必要とされる。非荷電甘味料に対する甘味センサは,開発された。従って,本研究では,サッカリンナトリウムやアセスルファーム-Kなどの負荷電甘味料をターゲット物質として選択した。脂質および9種類の可塑剤を使用した多様なセンサ膜の基本的な味試料に対する応答を調べた。さらに,膜の選択性だけでなく,甘味料に対する応答の濃度依存性についても調べた。結果として,開発したセンサの1つは,CPA値測定(CPA:吸収により生じる膜電位の変化)において5mMサッカリンナトリウムおよび10mMアセスルファーム-Kに対し20mVを超えた応答を示した。一方,このセンサは,他の基本的な味試料に対しほぼ0に近い応答を示した。さらに,塩味は,唯一の干渉味であり,相対値測定においてターゲット物質に対する応答は,140mVを超えた。開発した甘味センサは,高選択性で濃度依存的に応答した。したがって,このセンサは,負荷電の高甘味度甘味料に対する甘味センサとしての使用に適している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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