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J-GLOBAL ID：201402264464297897   整理番号：14A0358252

新時代の結晶学-X線自由電子レーザー X線自由電子レーザーを用いた非結晶粒子のコヒーレントX線回折イメージング

Coherent X-ray Diffraction Imaging of Non-Crystalline Particles using X-ray Free Electron Laser

著者 (20件)： 中迫雅由 ,  苙口友隆 ,  関口優希 ,  小林周 ,  橋本早紀 ,  白濱圭也 (慶応大 理工) ,  山本雅貴 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  高山裕貴 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  米倉功治 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  眞木さおり (理研 放射光科学総合研究セ) ,  引間孝明 (理研 放射光科学総合研究セ) ,  高橋幸生 ,  鈴木明大 ,  松永幸大 (東京理大 理工) ,  乾弥生 (東京理大 理工) ,  登野健介 (高輝度光科学研究セ) ,  亀島敬 (高輝度光科学研究セ) ,  城地保昌 (高輝度光科学研究セ) ,  犬伏雄一 (高輝度光科学研究セ) ,  星貴彦 (神津精機)
資料名： 日本結晶学会誌  (Journal of the Crystallographic Society of Japan)
巻： 56  号： 1  ページ： 27-35  発行年： 2014年02月28日 
JST資料番号： G0232A  ISSN： 0369-4585  CODEN： NKEGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,コヒーレンスX線回折イメージング法(CXDI)による非結晶粒子の構造解析が期待できるようになってきた。本報告では,CXDIについて,その原理,実験方法の現状をまとめるとともに,XFEL施設SACLAでのCXDI実験・解析の現状を紹介し,またCXDIの将来的な発展を述べる。金属ナノ材料微粒子での分解能は10nmを超え,散乱断面積の小さな生体粒子は30nm程度の分解能まで解析パターンが観測された。今後,高効率CXDI実験の実現に向けた次世代クライオ試料固定照射装置の実現を目指していく。

シソーラス用語： *X線レーザ ,  *自由電子レーザ ,  *非晶質 ,  *微粒子 ,  構造解析 ,  X線回折 ,  分子 ,  X線自由電子レーザ
準シソーラス用語： 生体分子 ,  非結晶

分類 (2件)： X線回折法  (BK01020I) ,  その他のレーザ  (BD04090H)

引用文献 (32件)：

• 1) J. Miao, D. Sayre and H. N. Chapman: J. Opt. Soc. Am. A 15, 1662 (1998).
• 2) J. Miao, P. Charalambous, J. Kirz and D. Sayre: Nature 400, 342 (1999).
• 3) J. Miao, T. Ishikawa, Q. Shen and T. Earnest: Annu. Rev. Phys. Chem. 59, 387 (2008).
• 4) J. R. Fienup: Appl. Opt. 21, 2758 (1982).
• 5) C. Song, H. Jiang, A. Mancuso, B. Amirbekian, L. Peng, R. Sun, S. S. Shah, Z. H. Zhou, T. Ishikawa and J. Miao: Phys. Rev. Lett. 101, 158101 (2008).

タイトルに関連する用語 (4件)： 結晶学 ,  X線自由電子レーザー ,  結晶粒子 ,  コヒーレントX線回折イメージング