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J-GLOBAL ID:201402268488148871   整理番号:14A0088219

蒸気養生の温度条件がCaO・2Al2O3を混和したセメント硬化体の塩化物イオン固定化能力に及ぼす影響

著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 63-70  発行年: 2013年11月08日 
JST資料番号: L6941A  ISSN: 1346-7492  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らはポルトランドセメント中にCaO・2Al2O3(以下CA2と表記)を加えることによりセメント硬化体中にハイドロカルマイト(HC)が大量に生成するため,塩害対策に有効であることを報告している。しかし,蒸気養生を行った場合の安定性は不明であった。本論ではCA2を混和したセメント硬化体を作製し蒸気養生の温度を40°Cから90°Cまで10°C刻みで変化させて塩化物イオン固定化能力との関係などを調べた。この結果,以下のようなことが分かった。1)温度が80°C以上では圧縮強度は普通セメントのみよりも低下する。2)CA2を混和して生成するHCは,温度が80°C以上では消失する。3)40-60°Cでは塩化物イオンの浸透深さは普通セメントのみに比べて小さくなるが,それより高温になると加速度的に浸透深さが増大する。4)細孔径分布は高温になるに従って径の大きな空隙が増える。5)塩化物イオンの固定化能力は80°C以上でも普通セメントのみよりも高い。6)CA2を混和したセメント硬化体の蒸気養生の温度の適用限界は約70°Cである。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (7件):
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