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J-GLOBAL ID：201402270175606474   整理番号：14A0006342

過熱蒸気処理によるアブラヤシ中果皮繊維特性の改良

Modification of Oil Palm Mesocarp Fiber Characteristics Using Superheated Steam Treatment

著者 (10件)： NORDIN Noor Ida Amalina A. (Universiti Putra Malaysia, Selangor, MYS) ,  NORDIN Noor Ida Amalina A. (Universiti Malaysia Pahang, Pahang, MYS) ,  ARIFFIN Hidayah (Universiti Putra Malaysia, Selangor, MYS) ,  ANDOU Yoshito (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  HASSAN Mohd Ali (Universiti Putra Malaysia, Selangor, MYS) ,  SHIRAI Yoshihito (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  NISHIDA Haruo (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  YUNUS Wan Md Zin Wan (National Defence Univ. Malaysia, Kuala Lumpur, MYS) ,  KARUPPUCHAMY Subbian (Alagappa Univ., Tamilnadu, IND) ,  IBRAHIM Nor Azowa (Universiti Putra Malaysia, Selangor, MYS)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 18  号： 8  ページ： 9132-9146 (WEB ONLY)  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,アブラヤシ中果皮繊維(OPMF)をバイオ複合材料の用途に特性を改良するため過熱蒸気(SH)で処理した。処理は温度190-230°C,1,2および3時間で行った。SHS処理したOPMFの化学組成,熱安定性,モルフォロジーおよび結晶化度を評価した。230°Cで処理したOPMFは未処理OPMF(33%)と比較して低ヘミセルロース含量(9%)を示した。SHS処理後にOPMFの改良熱安定性がみられた。さらに,SHS処理OPMFのSEMおよびICP分析結果は,シリカ体がSHS処理後にOPMFから除去されたことを示した。XRD結果は,OPMF結晶化度がSHS処理後に増加したことを示した。これはより強靭な繊維特性を示した。ヘミセルロース除去によって繊維表面がより疎水性となり,シリカ除去で繊維の表面粗さが増加する。全体の結果として,SHSは表面修飾,天然繊維の特性改良に効果的な方法であることを示唆した。最も重要なことだが,新規な環境に優しいSHSの利用は天然繊維の表面修飾のためのグリーンで持続可能な処理に寄与する可能性がある。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アブラヤシ ,  *中果皮 ,  植物繊維 ,  *過熱蒸気 ,  ヘミセルロース ,  複合材料 ,  繊維特性 ,  結晶度 ,  靱性 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  バイオ複合材料 ,  強靱性 ,  結晶化度

分類 (2件)： 特用作物一般  (FC03071W) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 過熱蒸気 ,  アブラヤシ ,  中果皮 ,  繊維特性