文献
J-GLOBAL ID:201402272369637012   整理番号:14A0470856

構造化PEG類似化合物による蛋白質の熱凝集抑制: 効果的凝集抑制のための変性温度の重要性

Thermal-aggregation suppression of proteins by a structured PEG analogue: Importance of denaturation temperature for effective aggregation suppression
著者 (7件):
資料名:
巻: 86  ページ: 41-48  発行年: 2014年05月15日 
JST資料番号: W1014A  ISSN: 1369-703X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
凝集を抑制し,リフォールディングを助ける蛋白質安定化試薬の開発は,治療用または他の機能蛋白質の合成および保存に関連する生化学技術における重要な課題である。以前の調査において,著者らは,約60°C以上で脱水状態に変わる三角形幾何形状をもつ構造化ポリエチレングリコール(PEG)類似化合物を開発した。従来の線形PEGより低いこの脱水温度に重点を置いて,熱刺激下で蛋白質(クエン酸シンターゼ,炭酸アンヒドラーゼ,リゾチームおよびホスホリパーゼ)を安定させる三角形PEGの能力を研究した。これらの蛋白質と三角形PEGの混合物に関する可変温度高圧電圧および円偏光二色性分光研究から,三角形PEGは,60°C以上の変性温度を示す炭酸アンヒドラーゼ,リゾチームおよびホスホリパーゼを安定化した。一方,60°C以下で変性するクエン酸シンターゼにおいて,実質的非安定化が観察された。したがって,脱水三角形PEGは,おそらく蛋白質凝集を抑制する疎水相互作用を通して,部分的非折畳み蛋白質と相互作用する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般 

前のページに戻る