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J-GLOBAL ID：201402272519179387   整理番号：14A1236499

国内の強震観測建物台帳の作成

著者 (7件)： 飛田潤 (名古屋大) ,  鹿嶋俊英 (建築研 国際地震工学セ) ,  中村充 (大林組 技研) ,  植竹富一 (東京電力 技術開発セ) ,  山村一繁 (首都大学東京) ,  栗田勝実 (東京都産業技術高専) ,  神原浩 (清水建設 技研)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 20  号： 46  ページ： 901-904  発行年： 2014年10月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 学会大会梗概集などの文献調査に基づいて,国内の強震観測建物の台帳の作成と分析を行った。その結果,1)2008年の前回調査に比べ,東北地方太平洋沖地震に伴う観測結果の公表が大きく増加したため,台帳に含まれる強震観測建物は,119棟から487棟に急増したこと,2)建物の地域分布は,半数が関東,次いで東北・北海道と東海であり,東北地方太平洋沖地震の記録が得られた地域と,今後の大地震発生可能性の高い地域が多くなっていること,3)建物は中低層が3/4,構造はRC,SRC,Sで3/4程度となり,免震・制振の割合はやや減ったが絶対数は増加していること,などが分かった。

シソーラス用語： *建築物 ,  *強震 ,  地震観測 ,  大地震 ,  *データベース ,  日本 ,  文献調査 ,  地理的分布 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  鉄骨鉄筋コンクリート構造 ,  鋼構造 ,  免震構造 ,  制振構造 ,  センサ ,  2011年東北地方太平洋沖地震
準シソーラス用語： 地域分布 ,  東北地方太平洋沖地震

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (17件)：

• 防災科学技術研究所:記念シンポジウム「日本の強震観測50年」-歴史と展望-講演集、防災科学技術研究所資料、第264号、2005.3.
• 神野達夫:強震観測網の飛躍的展開、日本建築学会大会パネルディスカッション資料、pp.2-24、2010.9.
• 鹿嶋俊英、小山信、大川出:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震における建物の強震観測記録、建築研究資料No.135、建築研究所、2012.3.
• 日本免震構造協会:応答制御建築物調査委員会報告書、2012.1.
• 笠井和彦、翠川三郎、山中浩明:東北地方太平洋沖地震による神奈川県の震度分布・観測記録、平成23年4月4日、 www.serc.titech.ac.jp/~kasailab/acceleration.pdf(2014.2.10アクセス)

タイトルに関連する用語 (2件)： 強震観測 ,  建物