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J-GLOBAL ID:201402276523888290   整理番号:14A1365156

混和材を用いたセメント系硬化体の耐硫酸塩性に及ぼす浸漬環境の影響

INFLUENCE OF ENVIRONMENTAL CONDITION ON SULFATE RESISTANCE OF HARDENED CEMENTITIOUS MATERIALS USING ADMIXTURES
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  ページ: 348-355  発行年: 2014年02月25日 
JST資料番号: F0276A  ISSN: 0916-3182  CODEN: SKROER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論の目的は高炉スラグ微粉末(BFS)およびフライアッシュ(FA)を混和したセメント系硬化体を用いて,硫酸塩種および温度の環境条件の違いが硫酸塩劣化へ及ぼす影響を定量的に把握することである。そのために長さ変化および質量変化の違いとセメント水和生成物の観点から各環境における劣化メカニズムを検討した。この結果,以下のようなことが分かった。1)普通ポルトランドセメントに対するBFS置換率を70%とした場合に,いずれの浸漬環境においても膨張量が大幅に減少し,膨張速度も緩慢になった。2)Na2SO4溶液浸漬では膨張による劣化が生じたのに対し,MgSO4溶液浸漬では膨張に加えて供試体表面の剥離・剥落による質量減少が生じた。この結果,Na2SO4とMgSO4とを併せ,さらに20-40°Cの温度条件を考慮した総合的な耐硫酸塩性に優れた材料設計として,BFS置換率を70%とした高炉セメントに無水せっこう5-10%および石灰石微粉末10%を併用混和した配合を提案した。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (11件):
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