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J-GLOBAL ID:201402277403190172   整理番号:14A0436334

ビニルエーテル形RAFT剤を用いるリビングカチオン重合とRAFT重合の組合せによる熱応答性ブロック及びグラフト共重合体の合成

Synthesis of thermoresponsive block and graft copolymers via the combination of living cationic polymerization and RAFT polymerization using a vinyl ether-type RAFT agent
著者 (7件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1920-1930  発行年: 2014年04月10日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビニルエーテルのリビングカチオン重合とRAFT重合の組合せにより種々のブロック共重合体を取得するために新規なビニルエーテル形RAFT剤,カルボノトリチオン酸ベンジル2-(ビニルオキシ)エチル(BVCT)を合成した。新規なBVCT-トリフルオロ酢酸付加物は,酢酸エチルの存在でEtAlCl2開始剤系下にリビングカチオン重合のためのカチオノゲンとして及びRAFT重合のためのRAFT剤としての両方で重要な役割を果たして,構造の明確なブロック共重合体を与えた。リビングカチオン重合により生じるポリ(ビニルエーテル)は高い数平均α-末端官能度を有した。その上,この重合体はRAFT重合のためのマクロ連鎖移動剤として良く機能した。AIBNを用いて70°Cでラジカル重合性単量体のRAFT重合を行った。リビングカチオン重合とRAFT重合の組合せにより2-メトキシエチルビニルエーテル(MOVE)とN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)から成る熱応答性ブロック共重合体を合成した。このブロック共重合体は水中でPNIPAMブロックの相分離温度(Tps)以上で可逆的なミセル集合体を形成した。BVCTは開始剤としてのみでなく単量体としても機能した。リビングカチオン重合によりPVCTをMOVEと共重合させたのち,RAFT重合によりNIPAMをグラフト共重合させて,構造的に明確なグラフト共重合体を取得した。ブロック共重合体と異なり,PNIPAMグラフト鎖はTps以上の水中でミセルを形成しなかった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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共重合 
物質索引 (3件):
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