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J-GLOBAL ID:201402277431746801   整理番号:14A1397432

霞ヶ浦底泥における脱窒活性の分布特性及び水温と硝酸イオン濃度の影響

Spatial Distribution of Denitrification Activity and Effects of Water Temperature and Nitrate Concentration on Denitrification in the Sediments of the Lake Kasumigaura
著者 (10件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 265-271 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0148A  ISSN: 1881-3690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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霞ヶ浦流入河川や湖内全域を対象に底泥の脱窒活性について調査し,脱窒活性の分布的特徴および水温や硝酸イオン(NO3-)濃度への依存性について検討した。その結果,脱窒活性は北浦流入河川や北浦湖内上流部で大きかった。脱窒活性は水温やNO3-N濃度の上昇に伴い増加した。湖内底泥の脱窒活性は25°Cの水温まで増加したが,北浦流入河川の脱窒活性は40°Cまで増加し続けた。NO3-N濃度の依存性から算出した最大脱窒速度は北浦流入河川で湖内よりも6倍以上を示した。また,重回帰分析によって,脱窒活性に影響を与える要因として底泥間隙水のDOC濃度が最も大きく寄与していることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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湖沼汚濁  ,  河川汚濁 
引用文献 (19件):
  • 1) 清家泰,近藤邦男,伊達善夫,石田祐三郎 (1986) 汽水湖•中海における窒素代謝II-夏期における底泥表層部での脱窒特性-,陸水学雑誌,47(2),133-141.
  • 2) 中島拓男,相崎守弘 (1981) 霞ヶ浦高浜入における脱窒,国立公害研究所研究報告,22,89-97.
  • 3) 森田尚,前河孝志 (2006) 琵琶湖湖底堆積物の脱窒活性,滋賀県水産試験場研究報告,51,1-9.
  • 4) 滝川清,鈴木敦巳,古川憲治,大本照憲,山田文彦 (1999) 有明海の白川•緑川河口域における干潟環境特性とその評価に関する研究,海岸工学論文集,46,1121-1125.
  • 5) 吉田富男,相崎守弘,浅見輝男,槇島直樹 (1979) 霞ヶ浦底質における生物的窒素固定と脱窒作用について,陸水学雑誌,40,1-9.
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