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J-GLOBAL ID:201402277734480332   整理番号:14A1020415

原発事故被災地の丘陵地広葉樹斜面林における林床放射能低減試験とその後の水土流出

Radioactivity reduction experiment and the subsequent erosion in broadleaf hill forest after Fukushima I NPP accident.
著者 (14件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 130-135  発行年: 2014年08月20日 
JST資料番号: Z0839A  ISSN: 0916-7439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原発事故被災地の丘陵地広葉樹林斜面でO層の除去試験を行い,森林内の空間線量率と土壌放射能,森林外への放射性セシウムの流出の変化を調べた。L-F層除去区は1mの高さの空間線量率が73~76%に低減した。L-F-H層除去区は1mの高さの空間線量率が47.7%に,有機物土壌層~深さ8cmまでの鉱物土壌層に含まれる放射能が13.7%にそれぞれ減少した。L-F-H層除去区の土砂流出は著しく増え,処理直後の林床に存在した137Csに対して林床処理後約5ケ月間の流出率は9.65%となった。L-F層除去区の同流出率は0.64~0.69%で,対照区の0.08%より大きかった。林床処理を行った区から流出した137Csの96%以上はリターと土砂でありこれらは試験区末端に設けた柵によって堰き止められた。堰き止められずに森林外へ流出した137Csのうち植物に吸収されやすい溶存態の濃度は対照区で9.5Bq/Lであるのに対し,L-F層除去区で3.6~6.5Bq/L,L-F-H層除去区で2.1Bq/Lと低減した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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土壌汚染  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (11件):

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