文献
J-GLOBAL ID:201402278010948797   整理番号:14A1034062

藍藻類細胞に対する緑色光誘導リシス系

A green-light inducible lytic system for cyanobacterial cells
著者 (18件):
資料名:
巻:号: Apr  ページ: 7:56 (WEB ONLY)  発行年: 2014年04月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
藍藻類は光合成による二酸化炭素を回収するそれらの能力のために生物燃料生産の魅力的な候補であり,非耕地で増殖する。しかし,大量の水が培養に必要であるで,厳格な水管理が藻類系生物燃料生産における最大の課題の一つである。本研究では,生物燃料関連化合物の回収で将来の使用のための物理的シグナル(緑色光照明)によって調節できるリシス藍藻類を作製することを目指した。Synechocystis sp. PCC 6803中の緑色光制御cpcG2プロモータの制御下でホリンとエンドリシンをコードしたT4バクテリオファージ由来のリシス遺伝子を導入した。リシス遺伝子を有する細胞が赤色と緑色光の両方で照明された場合,増殖速度のかなりの低下,培地中に放出される細胞内フィコシアニンの有意な増加,および死細胞のかなりの画分を観察した。これらの細胞が赤色光のみで照射された場合,またはリシス遺伝子を含まない細胞が赤色光または赤色光と緑色光のいずれかの下で増殖された場合,これらの効果を観察しなかった。著者らが作製した緑色光誘導性リシス系は緑色光照射によって誘導され,培養上清中に細胞内フィコシアニンを放出するリシス細胞をもたらすことをこれらの結果は示した。この特性は日光曝露下で生き残れない光合成遺伝子組換生物を作製するための将来の可能性を示唆した。緑色光照明によるリシス系の発現は,界面活性剤,浸透圧ショックおよび凍結融解処理に誘発細胞を晒すことによって決定されるように細胞膜の脆弱性を大幅に増加させることも見出した。緑色光誘導リシス系はSynechocystis sp. PCC 6803で作製された。遺伝子操作藍藻類細胞が誘導細胞の脆弱性により最小限の労力とエネルギーで細胞からのバイオ燃料および関連化合物の回収のために有益であるはずである。さらに,藍藻類中の外来遺伝子の発現を調節するための光検出二成分系の使用は多くのバイオプロセス用途で従来の化学的誘導物質を代替に有望であり,限界的な水管理の問題に影響を与えた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る