文献

J-GLOBAL ID：201402278465767715   整理番号：14A0858633

モデルメイラード反応生成物の摂取はラットにおいてCaおよびMgの貯蔵または分布に有意な影響を与えない

Consumption of Model Maillard Reaction Products has no Significant Impact on Ca and Mg Retention or on Tissue Distribution in Rats

著者 (4件)： RONCERO-RAMOS Irene (CSIC, Granada, ESP) ,  PASTORIZA Silvia (CSIC, Granada, ESP) ,  NAVARRO M. Pilar (CSIC, Granada, ESP) ,  DELGADO-ANDRADE Cristina (CSIC, Granada, ESP)
資料名： International Journal for Vitamin and Nutrition Research  (International Journal for Vitamin and Nutrition Research)
巻： 83  号： 4  ページ： 246-253  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0483A  ISSN： 0300-9831  CODEN： IZVIAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデルメイラード反応生成物(MRP)のカルシウムおよびマグネシウムバイオアベイラビリティへの影響と組織分布への影響を長期的に検討した。ラット24匹を対照群または3%MRP(グルコース-リシン系)を含むGL90群に割り付け88日間の摂取試験後,全身のCa・Mg量と各組織のCa・Mg量を測定した。カルシウムについては吸収量,貯蔵量,バイオアベイラビリティ,組織分布に両群間の差異は認められなかった。マグネシウムについては最後の週(82~88日)に,吸収量と貯蔵量にわずかな増加を認め,消化率とバイオアベイラビリティも高くなったものの,全体的に両群間での有意な差異は認められなかった。メイラード反応生成物とCa・Mgとの親和性は低いと考えられる。

シソーラス用語： *Maillard反応 ,  *反応生成物 ,  ラット ,  生体内蓄積 ,  生体内分布 ,  *カルシウム ,  *マグネシウム ,  バイオアベイラビリティ ,  生体吸収 ,  相互作用 ,  雌性 ,  長期投与 ,  無機質代謝 ,  食品成分 ,  *褐変 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *メイラード反応生成物

分類 (2件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： グルコース ,  リシン

タイトルに関連する用語 (7件)： モデル ,  メイラード反応生成物 ,  ラット ,  Ca ,  Mg ,  貯蔵 ,  分布