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J-GLOBAL ID：201402280523351391   整理番号：14A0539448

触媒的光酸化によるアミロイドβペプチド凝集および神経毒性の低減

Attenuation of the Aggregation and Neurotoxicity of Amyloid-β Peptides by Catalytic Photooxygenation

著者 (11件)： TANIGUCHI Atsuhiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TANIGUCHI Atsuhiko (JST-ERATO, Tokyo, JPN) ,  SASAKI Daisuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SASAKI Daisuke (JST-ERATO, Tokyo, JPN) ,  SHIOHARA Azusa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IWATSUBO Takeshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOMITA Taisuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SOHMA Youhei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SOHMA Youhei (JST-ERATO, Tokyo, JPN) ,  KANAI Motomu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KANAI Motomu (JST-ERATO, Tokyo, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 53  号： 5  ページ： 1382-1385  発行年： 2014年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルツハイマー病発症におけるアミロイドβ(Aβ)産生および蓄積の触媒的光酸化による変化を分子レベル解析した。リボフラビン(20mol%)を触媒として用い,Aβ1~2(20μM)への生理学的条件(pH7.4,37°C)下での蛍光ランプ照射による光酸化産物をMALDI-TOF-MS分析した。光酸化でTyr10,His13,His14およびMet35が酸化的修飾を受け,ランダムコイルからβシートへの構造遷移が抑制され,非光照射Aβに比べてその凝集活性が低下した。PC12細胞を用いた細胞毒性低下も確認し,リボフラビン増感光照射のアルツハイマー病治療効果を示唆した。

シソーラス用語： PC12細胞 ,  in vitro実験 ,  *アミロイドβタンパク質 ,  凝集 ,  神経毒性 ,  *光化学療法 ,  光酸化 ,  *光触媒 ,  *Alzheimer病治療薬 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  蛋白質凝集 ,  アミロイド線維 ,  *アミロイド ,  *糖タンパク質 ,  *動物タンパク質 ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： *アミロイドβペプチド ,  アミロイド原線維

分類 (2件)： その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： リボフラビン

タイトルに関連する用語 (5件)： 触媒 ,  光酸化 ,  アミロイドβペプチド ,  凝集 ,  神経毒性