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J-GLOBAL ID:201402281636688674   整理番号:14A1021521

シリカと酸化チタン粒子がヒト神経幹細胞株に及ぼす影響:形態,ミトコンドリア活性,および分化マーカーの遺伝子発現

Effects of Silica and Titanium Oxide Particles on a Human Neural Stem Cell Line: Morphology, Mitochondrial Activity, and Gene Expression of Differentiation Markers
著者 (14件):
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巻: 15  号:ページ: 11742-11759 (WEB ONLY)  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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いくつかのin vitro研究はナノ粒子(100nm以下)が脳組織に到達する可能性を示唆している。さらに,ナノ粒子の中には妊娠マウスに静脈内投与することによって胎盤を通して胎児の脳内に侵入できるものがある。しかし,侵入した粒子が神経形成や脳機能に影響を及ぼすのかどうかは明らかでない。神経幹細胞に対するその作用を検証するために,筆者らはin vitroで3タイプのシリカ粒子(30nm,70nm,および<44μm)と2タイプの酸化チタン粒子(80nmと<44μm)に曝露されたヒト神経幹細胞(hNSC)株を分析した。筆者らの結果は,0.1mg/mLの濃度で7日間,粒子に曝露した場合,hNSCは凝集し,異常な形態をとることを示す。さらに,全ての粒子は0.1mg/mLでネスチン(幹細胞マーカー)とニューロフィラメント重鎖ポリペプチド(NF-H,ニューロンマーカー)の遺伝子発現に影響した。その一方,1.0mg/mLの30nmシリカ粒子のみがミトコンドリア活性を有意に低下させた。特に,30nmシリカ粒子は62.5μg/mLの濃度,24時間で急性の膜透過性を示した。これらの濃度は短時間のin vivo実験から予想される脳内のナノ粒子の濃度よりも高いが,それらの閾値は長期の使用や連続的曝露で蓄積された粒子の潜在的毒性を示すのかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系一般  ,  製剤一般 

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