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J-GLOBAL ID：201402282548014635   整理番号：14A0590993

科学研究用クラウドシステム(NICTサイエンスクラウド)の提案

The NICT Science Cloud-A Proposal of Cloud System for Scientific Researches-

著者 (23件)： 村田健史 (情報通信研究機構) ,  渡邉英伸 (情報通信研究機構) ,  鵜川健太郎 (セック) ,  村永和哉 (セック) ,  鈴木豊 (セック) ,  磯田総子 (サイエンス・サービス) ,  山本和憲 (情報通信研究機構) ,  久保田康文 (情報通信研究機構) ,  長妻努 (情報通信研究機構) ,  坂口歌織 (情報通信研究機構) ,  津川卓也 (情報通信研究機構) ,  西岡未知 (情報通信研究機構) ,  建部修見 (筑波大 計算科学研究セ) ,  田中昌宏 (筑波大 計算科学研究セ) ,  深沢圭一郎 (九大 情報基盤研究開発セ) ,  才田聡子 (統計数理研) ,  海老原祐輔 (京大 生存圏研) ,  藤田茂 (気象大) ,  木村映善 (愛媛大 医) ,  黒澤隆 (日立ソリューションズ東日本) ,  村山泰啓 (情報通信研究機構) ,  永井亨 (名古屋大 情報基盤セ) ,  水原隆道 (クレアリンクテクノロジー)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-  (JAXA-RR)
号： 13-010  ページ： 39-56  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： G0143B  ISSN： 1349-1113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： データ指向型科学は,実験科学,理論科学,数値シミュレーション科学に続く第4の科学研究パラダイムと言われている。サイエンスクラウドは,データ指向型科学の基盤環境として期待されているが,現在,サイエンスクラウドとは何か,サイエンスクラウドには何ができるかなどの議論が始まったばかりである。NICTサイエンスクラウドは,情報通信研究機構が2010年より構築を進めている科学研究専用のクラウドシステムである。本稿では,NICTサイエンスクラウドについて宇宙科学研究をはじめとした科学研究の利活用面から議論することで,サイエンスクラウドの定義を行うとともに,今後,サイエンスクラウドを活用した科学研究手法・環境構築についての筋道を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機利用 ,  データ ,  観測網 ,  *研究 ,  放射線帯 ,  クラウドコンピューティング ,  ビッグデータ ,  科学研究

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (30件)：

• Hey, T., S. Tansley, and K. Tolle, The Fourth Paradigm: Data-Intensive Scientific Discovery, Microsoft Research, Washington, 2009.
• 村田健史,サイエンスクラウドは第四の研究基盤となるか?,学術の動向,vol.17,no.6,2012,pp.42-47.
• 村田健史,NICTサイエンスクラウドによる新しい科学研究の姿,情報管理,Vol.55,No.8,2012,pp.552-561.
• "Science Clouds" Web site, http://scienceclouds.org/.
• 2010年第1回 Science Cloud ワークショップ Web Site, http://datasys.cs.iit.edu/events/ScienceCloud2010/.

タイトルに関連する用語 (5件)： 科学 ,  研究 ,  クラウド ,  サイエンスクラウド ,  提案