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J-GLOBAL ID：201402287931375953   整理番号：14A0184166

マングローブの湾における餌の資源状態に関連した,植生で覆われたマイクロハビタット及び被われていないマイクロハビタット間の魚類群集構造の相違

Differences in fish assemblage structure between vegetated and unvegetated microhabitats in relation to food abundance patterns in a mangrove creek

著者 (5件)： NANJO Kusuto (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  KOHNO Hiroyoshi (Tokai Univ., Okinawa, JPN) ,  NAKAMURA Yohei (Kochi Univ., Kochi, JPN) ,  HORINOUCHI Masahiro (Shimane Univ., Shimane, JPN) ,  SANO Mitsuhiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Fisheries Science  (Fisheries Science)
巻： 80  号： 1  ページ： 21-41  発行年： 2014年01月 
JST資料番号： L2029A  ISSN： 0919-9268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,マングローブ生態系における魚類の生息分布と生息環境との関連性について調べた。琉球列島,西表島北部の浦内川入江のマングローブの根の被度が異なる上流域,中流域,及び下流域において,魚類の生息分布と,動物プランクトン,カニ類,ヨコエビ類,多毛類,大型藻類,デトリタスの6種類の餌の資源量を調査した。その結果,マングローブの根の面積が広い場所ほど,魚類群集構造はより多様性を有し,魚類の資源量も多くなることが示された。底生甲殻類食の魚類の分布パターンを決定する主因は餌利用性であったが,一方,動物プランクトン食の魚類については,水流や捕食者からの避難場所など,他の環境因子がその生息場所としてより重要であることが示唆された。

シソーラス用語： *魚群 ,  *マングローブ ,  *生息環境 ,  植生 ,  生息分布 ,  島 ,  生物多様性 ,  バイオマス ,  *餌料環境 ,  西表島
準シソーラス用語： *魚類群集 ,  生物現存量

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (7件)： マングローブ ,  湾 ,  餌 ,  資源 ,  植生 ,  魚類群集 ,  相違