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J-GLOBAL ID:201402288827571046   整理番号:14A0172585

溶液中でキラル結晶が成長する前に形成される塩素酸ナトリウムのアキラル準安定結晶

Achiral Metastable Crystals of Sodium Chlorate Forming Prior to Chiral Crystals in Solution Growth
著者 (10件):
資料名:
巻: 13  号: 12  ページ: 5188-5192  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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偏光顕微鏡によって,高度な過飽和水溶液からのNaClO3結晶化の過程を観測した。その結果,立方対称のキラル結晶が核生成する前に未知の準安定な結晶相の現れることがわかった。この準安定な結晶系の構造を低温単結晶X線回折によって研究した結果,格子パラメータa=8.42(2)Å,b=5.260(7)Å,c=6.70(1)Å,β=109.71(1)°,V=279.8(8)Å3(-27°C)の単斜晶であり,キラル対称を示すことがわかった。これらの結晶学情報によると,この準安定な相はIII相であり,NaClO3溶融成長中に観測される高温相と同一であると考えられる。NaClO3の結晶過程が準安定相を経て進行すると,NaClO3結晶のキラリティは準安定なアキラル相からキラル立方相への転換によって生じる。準安定なアキラル相を考慮すると2次核生成モデルは過飽和溶液からの核生成によるキラル対称のやぶれにも適用できるであろう。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  一成分系の相平衡・状態図  ,  その他の無機化合物の結晶成長 

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