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J-GLOBAL ID:201402289945885442   整理番号:14A0896733

地震被害想定に用いる平野地下構造のモデル化-愛媛県松山平野の事例-

MODELING OF GEOLOGICAL STRUCTURE IN PLAIN USED FOR EARTHQUAKE DAMAGE ESTIMATE -A CASE STUDY IN MATSUYAMA PLAIN-
著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: I.839-I.863 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0201A  ISSN: 2185-4653  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地震被害想定において地盤構造,特に平野・盆地のモデル化が重要であることは論を待たない.愛媛県地震被害想定の実施準備過程で,地震調査研究推進本部の「全国1次地下構造モデル(暫定版)」と表層地盤ボーリングに基づく初期地盤モデルで松山平野における地震動評価を実施したところ,地震動強度の低評価・地盤増幅率の過小評価という問題が浮上した.本論文では,この問題を解決するための平野地下構造のモデル化とその妥当性を議論する.原因を深部・浅部地盤の両面から検討し,平野の深部地盤の上方と浅部地盤のモデルを修正した.この修正は,松山平野における地質・地盤構造に関する既往研究,平野での高密度な微動観測の結果に基づいた.修正モデルを用いて,2001年芸予地震のシミュレーションを行い,計測震度,アンケート震度分布,被害状況と比較した.その結果,いずれにも調和し,修正モデルの妥当性が検証できたので,微動観測に基づく地盤モデルの構築が有効である事例として示した.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地震学一般  ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 
引用文献 (46件):
  • 南海トラフの巨大地震モデル検討会:南海トラフの巨大地震による震度分布・津波高について(第一次報告),中央防災会議,2012.3. http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/model/index.html (2013.9.18閲覧)
  • 愛媛県:愛媛県地震被害想定調査結果(第一次報告)について, 2012. http://www.pref.ehime.jp/bosai/higaisoutei/higaisoutei24.html (2013.9.18閲覧)
  • 愛媛県:愛媛県地震被害想定調査概要版報告書, 2002. http://www.pref.ehime.jp/h15350/4613/jisinhigaisoutei.html (2013.9.18閲覧)
  • 地震調査研究推進本部地震調査委員会:全国地震動予測地図- 地図を見て私の街の揺れを知る -手引・解説編 2010年版,2010年 http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/tebiki_kaisetsuhen.pdf (2013.9.18閲覧)
  • 社団法人全国国土調査協会:土地分類基本調査(5万分の1)全県域 1971~1981 愛媛県.
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