文献

J-GLOBAL ID：201402292976551926   整理番号：14A0022788

脂質/ポリマ膜による携帯型味覚センサの開発

Development of a Portable Taste Sensor with a Lipid/Polymer Membrane

著者 (5件)： TAHARA Yusuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAKASHI Kenichi (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  JI Ke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  IKEDA Akihiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TOKO Kiyoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Sensors (Web)  (Sensors (Web))
巻： 13  号： 1  ページ： 1076-1084 (WEB ONLY)  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： U7015A  ISSN： 1424-8220  CODEN： SENSC9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂質/ポリマ膜による新しい携帯型味覚センサを開発し,このセンサの性能を評価するための実験を行った。作製したセンサは作用電極と基準電極のある味覚センサチップ(40mm×26mm×2.2mm)と,携帯型センサ装置(80mm×25mm×20mm)からなる。作用電極は電解層としてKClによるポリ(ヒドロキシエチル)メタクリル酸塩(pHEMA)ヒドロゲル層と,味覚センシング要素としての脂質/ポリマ膜からなる味覚センシングサイトからなる。基準電極は小さな孔のあるポリ塩化ビニル(PVC)膜層と,KClによるpHEMA層からなる。全デバイスはUSBメモリスチックの大きさをしており,携帯用途に適している。標準渋み物質としてタンニン酸に対するセンサの応答は優れた精度と再現性を示しており,商用の味覚センシングシステムの性能に匹敵していた。従って,インフィールド評価に本センサを使用することができ,いろいろな研究分野とともに,食品産業に著しく貢献することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *化学センサ ,  脂質膜 ,  高分子膜 ,  ポリメタクリル酸ヒドロキシエチル ,  塩化カリウム ,  携帯型 ,  電極 ,  ポリ塩化ビニル ,  性能評価 ,  基準電極
準シソーラス用語： *味覚センサ ,  ポリマ膜 ,  PHEMA ,  作用電極 ,  PVC【重合体】

分類 (1件)： 分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質 ,  ポリマ膜 ,  携帯型 ,  味覚センサ ,  開発