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J-GLOBAL ID：201402296258062963   整理番号：14A1449498

酸化防止剤および平均分子量に影響されるサワラ皮膚コラーゲン加水分解物の機能特性

Antioxidant and Functional Properties of Collagen Hydrolysates from Spanish Mackerel Skin as Influenced by Average Molecular Weight

著者 (6件)： CHI Chang-Feng (Zhejiang Ocean Univ., Zhoushan, CHN) ,  CAO Zi-Hao (Zhejiang Ocean Univ., Zhoushan, CHN) ,  WANG Bin (Zhejiang Ocean Univ., Zhoushan, CHN) ,  HU Fa-Yuan (Zhejiang Ocean Univ., Zhoushan, CHN) ,  LI Zhong-Rui (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  ZHANG Bin (Zhejiang Ocean Univ., Zhoushan, CHN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 19  号： 8  ページ： 11211-11230 (WEB ONLY)  発行年： 2014年08月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,サワラ(Scomberomorous niphonius)由来コラーゲン加水分解物の機能特性と平均分子量(AMW)間の相関性について調査した。サワラ皮膚由来の7つの加水分解画分(AMW5.04kDa~47.82kDa)を酸抽出,蛋白質加水分解,ゲル濾過クロマトグラフィーを用いて分画した。コラーゲン加水分解物の物理化学的性質を,SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE),ゲル濾過クロマトグラフィー,走査電子顕微鏡(SEM),フーリエ変換赤外分光法(FTIR)で調べた。その結果,加水分解物の酸化防止活性と本AMW領域での対数間に逆相関があることが明らかになった。しかし,AMW低下は加水分解物の可溶性を著しく増強させ,同様のAMW低下は乳化能と起泡能に負の影響を与えた。これは,AMW対数と乳化安定指数,乳化活性指数,起泡安定性,起泡能間の正相関を示唆する。したがって,優れた酸化防止活性または乳化剤としての良好な機能を伴うこれらコラーゲン加水分解物は,結果的に生じる加水分解物のAMWに対する分解過程の影響を制御することで得られる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *サバ科 ,  *水産副産物 ,  皮膚 ,  *コラーゲン ,  *タンパク質加水分解物 ,  酸化防止剤 ,  乳化剤 ,  分子量分布 ,  起泡性 ,  SDS-PAGE ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  FTIR分光法 ,  電子顕微鏡観察 ,  サイズ効果 ,  分子サイズ
準シソーラス用語： *サワラ【魚類】 ,  魚皮

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化防止剤 ,  平均分子量 ,  サワラ ,  皮膚 ,  コラーゲン加水分解物 ,  機能特性