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J-GLOBAL ID:201402296639681740   整理番号:14A1149228

ビニルエーテル部分を有するキサンタートを用いるリビングカチオン重合とRAFT/MADIX重合の組合せによるポリビニルアルコールステレオブロック共重合体の合成

Synthesis of polyvinyl alcohol stereoblock copolymer via the combination of living cationic polymerization and RAFT/MADIX polymerization using xanthate with vinyl ether moiety
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号: 21  ページ: 5332-5345  発行年: 2014年10月09日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビニルエーテル部分を含有する異なる種類のキサントゲン酸エステル,カルボノジチオン酸S-ベンジルO-2-(ビニルオキシ)エチル(キサンタート1)及びカルボノジチオン酸S-1-(エトキシカルボニル)エチル(キサンタート2)を合成した。特に,後者はリビングカチオンビニル重合及びRAFT/MADIX重合の組合せによるポリビニルアルコール(PVA)ステレオブロック共重合体の設計を可能とした。イソブチルビニルエーテル(IBVE)及びt-ブチルビニルエーテル(TBVE)のカチオン重合を酢酸エチル存在下にキサンタート1-HCl付加物/SnCl4及びキサンタート1又は2のCF3COOH付加物/EtAlCl2開始系下に行った。ポリ(IBVE)及びポリ(TBVE)の両者の計算Mnと重合Mnが一致し,両系は共にリビング重合様式で進行した。生成ポリ(TBVE)はMALDI-TOFMS測定によれば高い数平均α-末端官能性を有した。キサンタート2は後続する酢酸ビニル(VAc)のRAFT/MADIX重合のためにより効率的であった。AIBNを用いるVAcのRAFT/MADIX重合をポリ(IBVE)又はポリ(TBVE)マクロCTAを用いて行った。キサンタート2から合成した後者はVAcを滑らかに重合させて,構造明確なジブロック共重合体,ポリ(TBVE)-b-ポリ(VAc)を与えた。生成ブロック共重合体をメタノール中のKOHにより加水分解し,次いでHBrガス吹込みにより酸加水分解した。固有のステレオブロック類似共重合体,イソタクチックリッチPVA-(iPVA-b-aPVA)が生成した。DSC測定によりこれは,69.5°Cの一つのガラス転移点及び,それぞれ,iPVA及びaPVAに相当する237.9と198.1°Cの二つの融点を有した。かくして,取得したPVAはリビングカチオン重合とRAFT/MADIX重合の組合せによる二つの異なるジオメトリを有した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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共重合 
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